大手金融関連企業A社様
導入事例
個人情報保護法の施行により、FAX誤送信が問題化。
宛先のチェックシステムにより、誤送信防止と人件費削減を実現!
導入先
大手金融関連企業A社様(FAX誤送信防止システム)
導入先の状況
個人情報保護法の施行により、個人情報に関する業務運用管理の厳正化が求められています。コールセンター周辺業務でのFAX送信時の誤送信防止として、送信時のチェックを2人体制で行っていました。
しかし、それでもFAX誤送信は生じており、早急なシステム的対応対策の検討と、そのシステム構築と同時にチェック人数の削減によるコスト削減が求められていました。
導入のポイント
- FAX送信先/内容をシステムで一括認証
送信FAXは独自アダプタを通して、InnoVoice(まいと~く VoiceFAX Center)を利用したFAXサーバー・FAX配送サーバーに集約され、登録済みの宛先情報と照合します。チェックを通過したFAXのみが送信されるので、誤送信を防ぐことができます。 - 業務変更することなくシステム導入が可能
現在使用中のFAX機がそのまま使えるので、現状業務の大幅な変更が必要なく、スムーズな導入が可能です。 - 通信記録の集中管理
全社のFAX送信を1つのサーバーに集約することができるので、通信履歴、通信データの事後管理が容易になります。 - 導入コストの抑制、運用コストの削減
他社システムと比べ、独自アダプターを利用することでFAX機などの機器の入れ替えを必要としません。また、InnoVoice(まいと~く VoiceFAX Center)を活用することで、ユーザー様からのカスタマイズ要求にも柔軟に対応できるようになっていますので、導入コストを抑えることができます。
さらに、社内FAX機同士の通信は社内LANの利用により通信コストが削減され、集中管理によってFAX業務の運用管理工数も削減されますので、運用コストの削除効果も大きいです。
導入後の効果
導入後は、コールセンター周辺業務でのFAX誤送信がなくなりました。さらに人手を介さずにシステムで送り先の自動チェックが行われるので、確実なFAX送信と送信時の人件費削減を実現しました。今では、このシステムの導入により企業の個人情報保護に対する取り組み姿勢として、外部へのアピールにもつながっています。
システム構成図
システムについて
会社名 | 株式会社シャタイシステムズ |
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商品名 | FAX誤送信防止システム |
※掲載している情報は、取材日時点のものになります。