担当業務を教えてください。
開発本部は商品ごとに部署が分かれていて、私はRemoteOperatorの開発を担当する部署に所属しています。現在は、プロジェクトのスケジュールに合わせて、設計、開発、テスト、サポート、その他雑務を幅広く担当しています。私が所属する部署ではモジュールごとにチームを組み、毎日の朝会や週2回の進捗会議でコミュニケーションを取りながら開発を進めています。 開発はスケジュールを組んで進めるので、残業は基本的にありません。ただリリースが迫っている等の忙しい時は1か月で25時間ほど残業をすることはありました。
入社後の研修やOJTはどんな内容でしたか?
入社した年は新型コロナウイルスが流行した1年目だった為、入社まもなく在宅での勤務(研修)が始まりました。課題に取り組んだり、ITパスポートやプログラミングの勉強を行い、OJTが本格的に始まったのは7月くらいからです。その時に進行していたプロジェクトに参加し、徐々に先輩の業務を引き継ぎました。はじめのうちは、先輩方の技術知識にまったく付いていけず、OJTトレーナーを担当してくださった先輩方に質問をしながら業務を進めていました。
ただ、入社するまで「質問する」という事をそれほど意識したことが無かった為、どのように質問すれば相手の時間を取らず、効率的に疑問が解決するのか、という問題には苦戦しました。現在は開発上のルールやプログラミングの知識や理解も深まり、一人で作業を進める時間が増えましたが、先輩方ともコミュニケーションが円滑に取れるようになった為、以前よりもスムーズに質問できるようになりました。
業務を通して感じた「やりがい」「楽しさ」はどんな事ですか?
「仕事をしたな」と実感をしたのは、実務に入って一番初めに設計から実装まで携われた時です。大学ではプログラミングの勉強をしていましたが、業務で活用できるレベルには至っておらず、苦労をしていました。そのため、わからない事を自分で調べたり先輩方に確認したりしながら、実装まで終えることができた時は達成感を感じました。
業務を通して感じる「課題」を教えてください。
現在の課題ですが、もう少し「質問するチカラ」を磨きたいと感じています。もうすぐ4年目を迎えますが、今でも先輩に分からない事を質問する際、うまく伝えられなかったり、回答を理解するまでに時間を要する時があります。先輩の時間を無駄に奪わないよう、できる限りスムーズなやり取りができるようになりたいです。
就職活動について教えてください。
情報系の大学に通っていたため、IT業界以外を就職先に選ぶのは考えられませんでした。また、私の性格上、営業は向いていないと感じていた為、エンジニア職を志望していました。そんな中でインターコムを志望したのは、就活の軸だった「日本の企業」「自社開発」「長く働ける企業」に当てはまったからです。
受託開発の企業に勤めている家族から受託開発の大変さを聞き、全て自社内で完結する自社商品の開発である点は特に魅力を感じました。私は興味のある企業の選考を1社ずつ受けていたので、インターコムから内定を貰いすぐに入社を決めました。
入社後に感じたギャップがあれば教えてください。
就活のナビサイトやホームページに掲載されていた内容をよく読んでいた為、入社後、会社や仕事に対して感じたギャップはありませんでした。反対に業務では、ひたすら開発を行うというイメージでしたが、開発以外の業務(商品サポート対応、会議の司会進行や議事録作成等)も多かった点がギャップでした。また、入社したタイミングで在宅勤務がスタートしたことは、現在の働きやすさに繋がっているので予想外のギャップとなりました。
学生さんへのメッセージ
エンジニア職として働く上で、技術力はもちろん大切ですがコミュニケーション能力も同じくらい大切です。質問する→回答をもらう→理解するというのは当たり前かもしれませんが、私の経験上、まず何が分からないのかを明確にして、最短ルートで回答の理解までたどり着くことが難しかったです。
エンジニア職を考えている人で、コミュニケーションを取ることが苦手と感じている人もいるかもしれません。まずは、会話のキャッチボールをスムーズに行えるように意識することをお薦めします。