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2024年7月31日

ISO20022準拠「AnserDATAPORT®」を利用した外国送金が可能に
「Biware JXクライアント」の最新版

コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 COO:須藤 美奈子、以下:インターコム)は、JX手順EDI通信ソフト「Biware JXクライアント」の最新版(Ver.1.8)を開発し、2024年7月25日(木)に提供開始しました。

最新版では、株式会社NTTデータ様(以下:NTTデータ様)が提供する金融機関向けファイル伝送サービス「AnserDATAPORT® 外国送金のISO20022 対応」を利用可能になりました。

従来、「AnserDATAPORT®」を利用して外国送金を行っている企業は、全銀TCP/IP手順で、固定長のファイルフォーマットを利用していますが、2025年11月までにJX手順を使った新フォーマットへの移行が必要になります。「Biware JXクライアント」は、JX手順専用の通信ソフトのため、他のソリューションに比べ安価に導入が可能です。

「Biware JXクライアント」と「AnserDATAPORT®」を利用した外国送金のイメージ
「Biware JXクライアント」と「AnserDATAPORT®」を利用した外国送金のイメージ

《開発の背景》

外国送金における国際標準となる通信ネットワークを提供するSWIFTは、国際的なアンチマネーローンダリングの規制強化、送金処理の迅速化などの課題解消を目的に、外国送金フォーマットを固定長の旧フォーマットからXMLベースのISO20022準拠の新フォーマットへ2025年11月までに移行する旨を発表しています。新フォーマットは、より詳細なデータを含むことができるため、不正な取引の検出が容易になり、全体的なセキュリティが向上します。

これに伴い、「AnserDATAPORT®」を提供するNTTデータ様は、JX手順によるISO20022に準拠した外国送金の新フォーマットの送受信を可能とする機能追加を2024年12月までに予定しています。

インターコムはこれを受け、JX手順EDI通信ソフトの「Biware JXクライアント」でISO20022準拠の「AnserDATAPORT®」の新サービスに対応するため、外国送金の「依頼/照合データの送信」「結果データの受信」機能を開発しました。

インターコムは、EDIソリューション「Biware」シリーズの提供により、企業間取引を自動化し、生産活動の維持と生産性の向上、働き方改革の推進に貢献します。

ISO20022とは、金融サービスに関連するデータフォーマットを規定した国際標準規格です。金融取引(資金決済取引、証券決済取引、デリバティブ取引など)で利用される通信メッセージに関する電文フォーマットのルールや手続きを規定しています。システム処理に適した形でより多くの情報を送受信することが可能な共通フォーマットとして、SWIFT(国際銀行間金融通信協会)や世界各国の国内決済において採用されています。

「Biware JXクライアント」について

「Biware JXクライアント」(読み:バイウェア ジェイエックス クライアント)は、流通BMSなどで規定された通信手順であるJX手順(クライアント側)に対応したEDI通信ソフト(ミドルウェア)です。入金消込の自動化が可能な全銀EDIシステム「ZEDI(ゼディ)」にも対応しております。EDIの主要機能である「通信」 「変換」を用途に応じてご利用いただけるよう、各種ラインアップをご用意しております。

関連URL

「Biware JXクライアント」Webサイト https://www.intercom.co.jp/biware/jx_client/
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主な価格

93,500円(税抜)~
Biware JXクライアント 本体 + 保守サポートサービス(1年)の場合

お問い合わせ

商品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社インターコム
営業本部 プロダクト営業部 B2Eセールスグループ
TEL:03-4212-2772
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お知らせに関するお問い合わせ先

株式会社インターコム
営業本部 営業推進部 マーケティンググループ 小田(おだ)
TEL:03-4212-2779
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