プレスルーム

コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム（本社：東京都台東区、代表取締役社長：高橋 啓介）はこのほど、企業の情報漏洩対策とIT資産管理を1パッケージで総合的に支援するクライアントPC運用管理ソフト 「MaLion 3 （マリオン スリー）」 の連携ソリューションとして、在宅勤務社員への徹底した情報管理を実現する「MaLion 在宅勤務管理システム」を本日2011年6月20日（月）より販売開始しました。
また、本ソリューションの提供に伴い、遠隔地の企業拠点間や個人宅と企業間を安全なネットワークで結ぶレイヤー2^※1 VPN^※2 スイッチ「MaLion Gate（マリオンゲート）」を「MaLion 3」のオプションとして同日より販売開始しました。
なお、「MaLion 在宅勤務管理システム」の販売は「MaLion 3」の販売パートナーを通じて行います。

「MaLion 在宅勤務管理システム」システム構成イメージ

今回発売する「MaLion 在宅勤務管理システム」は、「MaLion 3」と新オプション「MaLion Gate」を活用することで実現したソリューションです。自宅から社内ネットワークにアクセスする在宅勤務社員に対して、社内勤務の一般社員と同様に｢MaLion 3｣によるクライアント監視体制を敷くことができます。在宅勤務社員はADSLやFTTHなど普段自宅で使用しているインターネット接続回線をそのまま利用でき、「MaLion Gate」を接続するだけで社内ネットワークへの安全なアクセスが可能になります。
東日本大震災発生後、さらなる余震の発生や交通機関などの混乱を考慮して1～2週間ほど在宅勤務を奨励する企業もありました。このように突発的な災害発生などにより在宅勤務が余儀なくされた場合にも活用できるなど、BCP（事業継続計画）の観点から有効なソリューションとなっています。

新オプションの「MaLion Gate」は、インターネット網などを利用して広域イーサネット^※3 サービスと同様の安全なネットワーク環境を構築するレイヤー2 VPNスイッチです。企業の各拠点（LAN）にそれぞれ「MaLion Gate」を設置することで、あたかも同一のLANであるかのように拠点間のネットワークアクセスを安全に行うことができます。

インターコムでは、今回の「MaLion Gate」をはじめ、関連プロダクトと連携したソリューションについて積極的に企画し、ご提供していきます。

※1 レイヤー2とは、端末同士がデータ通信を行うための方式が規定された「OSI参照モデル」のうち、第2層（データリンク層）で規定された通信モデルのこと。例えば、イーサネットLANではMACアドレスを見てデータの行き先を判断する。
※2 VPN（Virtual Private Network）とは、公衆回線をあたかも専用回線であるかのように利用できる暗号通信技術を利用したネットワークのこと。
※3 広域イーサネットとは、地理的に離れた各拠点のLAN同士をあたかも同一LANであるかのように接続するイーサネット規格を取り込んだWANのこと。レイヤー2スイッチを使って実現する。

1.勤務状況管理

2.社内データ資産の安全な活用

3.情報漏洩対策

4.IT資産の適正な管理

5.リモートコントロールによる不具合対応